2025年3月1日/奈良県吉野郡十津川村/曇りのち晴れ
今年の冬は大寒波が到来し、軟弱者の僕は車中泊にも行けず😂 旅館に宿泊する小旅行や帰省、友達の家に泊まりに行く程度で過ごしました。いや、実際夕方から0℃程度まで気温が下がると、車内で暖かくとはいかず、常に布団の中にいることになるので面白くないのです。僕の車中泊旅の醍醐味は、車中泊場に着いてまったりと酒と肴を楽しむ時間なので、真冬には適さないのよね😁
そんなこんなでもう3月に入りましたが、今週末は一気に暖かくなり!これは行けるだろうと判断しました。3月後半には念願の四国一周も計画しているので、その予行演習も兼ねて関西のまだ見ぬ秘湯を攻めてみます。
今回目指すのは、奈良の奥吉野の最終地と呼ばれる上湯温泉。十津川温泉郷よりも更なる山奥にあるそうなのですが、僕も最近まで知りませんでした。去年10月に数10年ぶり滝の湯へ訪れたのですが、その先に最終地があったとはね。その後はそこからもっと山間部を進み、これまた日本で唯一の飛び地となる「和歌山県東牟婁郡北山村」にある道の駅おくとろへと向かいます。この道の駅には温泉が併設されているようなので、ここのおくとろ温泉ももちろん訪れてみます。
今回はその前編として、まずは上湯温泉までをUPします。
Googleナビ通りに進むと、何故かゴミゴミした東大阪と八尾を抜けて、柏原から奈良入り。奈良県に入ると途端に車の数も減少し、快適なドライブとなりました。目に付いた小さな道の駅 ふたかみパーク當麻に寄りましたが、駐車場は満車! でも店内にはそこまで人はいないという不思議さ? ここで味染みこんにゃくを1本食べ、先を急ぎます。
都会の喧騒を離れ、綺麗な川と空気と高い山々の合間を永遠と走ります。奈良南部は、かなり道路整備されたとはいえ、細い峠道もまだまだ多いので運転好きじゃないとストレスかもです。僕のエブリイワゴンは必要十分なパワーがあり、運転していてもなかなか楽しい。
奈良南部には24時間のコンビニはないです。食堂や蕎麦屋みたいなのは道端にポツポツあるのですが、一見さんは入りにくいね。大体は道の駅に小さいコンビニっぽいのが併設されていて、都会では見たこと無いようなお弁当があったりします。今日も、きのこの炊き込みご飯と卵焼き弁当があったので、これを昼食に。これが非常に美味しくて大満足! さて、今日の目的地へ意気揚々と向かいます。
積雪時と夜間は絶対通りたくない崖沿いの道を進み、坂の下に降りたところに5台程度の駐車場がありました。ここが正式名称「上湯温泉 川原の湯」です。大自然感と秘湯感が漂い、山の湯としては最高峰の予感がします。
かなり大きな長方形の浴槽で、源泉が出ている周辺はかなり熱く、離れるにつれて温くなる硫化水素(いわゆる硫黄)の匂い漂うゆったりとした温泉。しかも、川岸へ降りれる階段もあり、ノボセたら天然の水風呂へダイブ可能! この川では、釣り人がフライフィッシングしてたりするけど、その横で温泉に浸かれるという贅沢さ😁 丁度、同い年くらいの男性2名がおられ、ここまで来たら記念に川へ入りましょうとなり、おっさん3人でキャーキャーいいながら清流へダイブしました😂
ただ、この特権は男湯だけで、女湯は2階部分にある狭い洞窟風呂みたいな感じなので、完全に男性向けの野風呂だと思います。1時間弱、存分に楽しんだら今日の車中泊地に向かいます。
後編に続く!

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